2012年10月31日水曜日

あなただけが知っている!ベッドパートナーの病気のサイン【症状編】

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みなさんは、こんな症状ありませんか?


  • 大きないびき
  • 寝汗がひどい
  • 寝相が悪い
  • 何度もトイレに起きる
  • 日中のだるさ
  • 頭痛、頭の重さ
  • 日中の眠気

これらは、睡眠時無呼吸症候群の症状です。当てはまるものはありませんか?


前回は睡眠時無呼吸症候群の原因についてまとめました。
睡眠中の気道の閉塞が無呼吸で、原因としては肥満やあごが小さいなどがあります。詳しくはコチラ


今回は、睡眠時無呼吸症候群の「症状」に注目してみたいと思います。


大きないびき
いびきは、気道が狭くなり、そこを空気が通ることで振動し生じる音です。いびきは気道が狭くなっていることのサインです。

寝汗がひどい・寝相が悪い
睡眠時無呼吸症候群の方は、首を絞められて寝ているのと同じ状態を繰り返しています。そのため、苦しくなり寝汗をかき、寝相が悪くなります。

何度もトイレに起きる
睡眠時無呼吸症候群の方は心臓に負担がかかり、利尿ホルモンがでて、排尿回数が増えることがわかっています。

日中のだるさ
睡眠中に呼吸が止まることで苦しくなり、脳が危険を感じ目覚めます。その状態を繰り返しているため、休息が十分にとれず、日中に疲れが残ってしまいます。
「眠れない感じ」と「だるさ」が重なるとうつ病と間違えられることがあります。→関連記事

頭痛・頭の重さ
睡眠中の無呼吸によって酸欠状態になることで、起きた時に頭痛や頭の重さを感じます。

日中の眠気
睡眠中に脳が目覚めることを繰り返すため、睡眠がコマ切れになってしまいます。そのため、7時間眠ったと思っていても、実際にはもっと少ない時間しか眠れていないのです。


以上の症状が、睡眠時無呼吸症候群の典型的なものです。

歳のせいで「疲れがとれなくなってきた」「夜間頻尿になってきた」と考えがちです。
しかし、これらの症状がある方は睡眠時無呼吸症候群を疑ってみるのもいいかもしれません。適切な診断と治療で症状が劇的に改善することがあります。


次回は、睡眠時無呼吸症候群を放置しておいたらどうなるの?をテーマにしてみたいと思います。


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